気象庁1か月予報
戻る夏空　再び猛暑との戦い　9月も残暑続く

勢力を強めつつある太平洋高気圧は、来週から8月終盤にかけても西日本、東日本を覆う見込みです。9月に入ると幾分、高気圧は勢力を弱めるものの、日本付近には暖かな空気の流れ込みやすい状態が続きます。

1か月の平均気温は沖縄から北海道まで全国的に平年よりも高い予想です。

気象庁は20日(水)頃からの5日間の平均気温が平年よりもかなり高くなる可能性が高いとして、西日本、東日本、北日本の各地に高温に関する早期天候情報を発表しました。夏の疲れが溜まってきている時期に、厳しい暑さが続きますので、しっかりと体調管理を行ってください。

高気圧に覆われて晴れる日が多く、西日本、東日本を中心に降水量は少なくなります。1か月の降水量は九州北部から関東甲信、東北太平洋側で平年よりも少なく、九州南部で平年並みか少ない予想です。

高気圧の北側になる北日本は気圧の谷の影響を受けやすいため、北海道日本海側は平年並みか平年より多い予想、そのほかの北海道と東北日本海側は平年並みの予想となっています。沖縄や奄美は高気圧の南の縁に沿って湿った空気が流れ込むため、降水量は平年並みとなる見込みです。
長期予報 この先3か月の天候見解