韓国ソウルの周辺で大雨　日本に豪雨をもたらした前線が北上

先週から九州などに記録的な大雨を降らせた前線は北上し、12日(火)から13日(水)にかけて韓国で大雨となりました。

特にソウルなど北部の地域で雨量が増加し、13日(水)の日雨量は最も多かったインチョンで189.9mm、ソウルの中心部で126.7mmを観測。各地で浸水や土砂災害などの被害が出ています。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像

前線は今日14日(木)も朝鮮半島付近に停滞し、黄海から活発な雨雲が次々に流れ込んでいる状況です。ソウルの北に位置するパジュでは今日の10時までに167.4mmの大雨になっていて、ソウルでも新たに40mm超の雨が降っています。

少なくとも今日の日中は強雨の続くおそれがあり、気象当局は豪雨警報を発表して警戒を呼びかけています。
ウェザーニュース 世界天気サイト

---

出典・参考
気象衛星画像：NICT 情報通信研究機構