今夜から明日も大雨続く すでに被害出ている九州中心に警戒を

2025-08-10 16:05 ウェザーニュース

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三連休2日目の今日10日(日)は福岡県や山口県を中心に線状降水帯が解析され、大雨となりました。今夜から明日11日(月)・山の日も九州を中心とした各地で激しい雨の降るおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

福岡県や山口県は記録的な大雨

今日の午後は福岡県から山口県を発達した雨雲が次々に通過し、線状降水帯が形成されました。

16時00分までの24時間雨量は福岡県宗像市で339.5mm、山口県下関市で300.0mmと観測史上1位の記録を更新しています。下関市では膝ほどまで浸水している様子がウェザーニュースアプリ利用者から報告されました。
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16時00分の時点で長崎県、福岡県、山口県、島根県、石川県の一部の地域に土砂災害警戒情報を発表中です。
現在の土砂災害危険度

鹿児島で再び線状降水帯が形成するおそれ

前線上の低気圧が九州の北を通過する今夜以降は、東シナ海からの暖かく湿った空気の流入が強まるため、九州の東シナ海側で雨雲が発達しやすくなる見込みです。

現在は雨が小康状態となっている鹿児島県内でも今夜から明日11日(月)朝にかけて再び雨の強まり、線状降水帯が形成された場合は非常に激しい雨が降るおそれがあります。

まだ復旧作業が行われている最中での強雨により、被害の拡大が心配されますので、今夜は安全な所で過ごすようにしてください。
GPS検索 ピンポイント天気予報ピンポイント天気予報

九州、中国で引き続き大雨 東海の山沿いも警戒

前線の活動は三連休明けとなる12日(火)にかけて活発な状態が続く予想となっています。12日(火)昼までの48時間雨量は九州や中国、四国、東海などで200mmを超える所があり、局地的には300mm近い大雨になる見込みです。

線状降水帯が形成された場合は、さらに雨量が増加する可能性もあります。

すでに大雨となっている地域でさらに雨量が増えることで、災害発生の危険性が高まります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水などのおそれがありますので、厳重に警戒をしてください。
大雨ピンポイント影響予測(要ログイン)

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
山口県下関市の空さん
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