葉は残したままが正解!? パイナップルの保存方法

2025-08-17 05:10 ウェザーニュース

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8月17日は「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」の語呂合わせから、「パイナップルの日」です。暑い夏は、南国のフルーツの代表のパイナップルがおいしい時季。輸入物は通年収穫されますが、国産のパイナップルは8月までが旬と言われています。

いかにも夏らしくトロピカルな外観と甘酸っぱい香りが食欲をそそりますが、買ってきてから時間が経ってしまい、せっかくのパイナップルがダメになった、という話も聞きます。

そこで、パイナップルの上手な保存法を、株式会社ドールの中島小織(ドール拡大推進室)さんに伺いました。

葉はもぎとらず、根元1cmぐらい残して保存する

パイナップルは、メロンやバナナなどと異なり、収穫後は時間をおいても追熟しない果物のひとつです。

「追熟しないということは、購入後は鮮度のよいうちに、できるだけ早く食べるのがもっともおいしく食べられるということになります。

ただ、買ってきてもすぐに食べない場合もあります。そんなときの保存法をご紹介します。
まず、葉はもぎとらず、包丁で根元を1cmぐらい残して切り落とします。もぎ取ってしまうと、根元から果肉も一緒に取れてしまうことがあり、そこから傷みやすくなるためです。

次に葉を切ったパイナップルを冷蔵庫の野菜室に入れます。これで丸ごとのままであれば3~4日、カットした場合は2~3日は保存できます。

なお、カットしたものは傷みが早いので、密閉容器に入れるか断面をラップで包み、空気になるべく触れないようにして乾燥や果肉の変色、風味の劣化を防ぐようにしてください」(中島さん)

長期保存なら冷凍がおすすめ

重ならないように入れて冷凍
丸ごと買った場合は特に、3~4日では食べきれない場合もあります。

「生で食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。皮をむいて食べやすい大きさに切り、密閉容器やチャック付き保存袋に重ならないように入れて冷凍します。

また、縦に切って割り箸や串を刺して冷凍し、解凍せずに凍ったまま食べれば『アイスパイン』になり、暑い夏には絶好のデザートになります」(中島さん)

ビタミン、ミネラルを豊富に含むパイナップル

パイナップルには他の果物にはない、独特の栄養成分が含まれているようです。

「パイナップルには、抗酸化作用や肌の調子を整えるビタミンCが100g中35mg含まれています。また、肌の保湿力(バリア機能)を高める『パイナップル由来グルコシルセラミド』が含まれており、肌の乾燥が気になる方におすすめです。

さらに、酵素の働きに関与するマンガン、赤血球の形成に必要な銅などのミネラル類も豊富ですし、食物繊維も豊富なので、腸の調子を整えるのにも役立つ果物の一つと言えます」(中島さん)

今年の夏は40℃超えの日が頻発するなど、とても暑いですね。ビタミンやミネラルが豊富なパイナップルを食べて、肌や腸の調子を整え、暑さを乗り切りましょう。
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