週間天気予報　三連休も前線停滞　引き続き大雨警戒

本州の南岸付近まで南下した前線は、週末以降再び北上し、本州付近に停滞する見込みです。このため、東北から九州にかけて広範囲で曇りや雨となり、梅雨が戻ったかのような天気が続きます。

特に、8日(金)から11日（月・山の日）を含む三連休にかけては、湿った空気の影響を強く受けやすい九州の東シナ海側や山陰、北陸を中心に大雨となるおそれがあり、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。前線の動きには不確実性があるため、最新の気象情報をこまめに確認してください。

この期間は、上空の寒気や湿った空気の影響で全国的に大気の状態が不安定となり、天気急変のリスクも高くなります。晴れる所でも、内陸部や山沿いを中心に急な雨や雷雨のおそれがありますので、お気をつけください。
大雨ピンポイント影響予測（要ログイン）
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お盆がはじまる来週13日(水)頃からは、日本付近の太平洋高気圧がだんだんと勢力を強め、停滞前線はゆっくりと北上し不明瞭となる予想です。

このタイミングで大雨の峠はこえて、西日本や東日本からだんだんと天気は回復していくとみています。
実況・予想天気図実況・予想天気図

前線の南下に伴って雨の降る所が多くなるため、これまで続いていた危険な暑さはいったん落ち着く見込みです。

最高気温が35℃以上の猛暑日が続いていた関東や東海などでは、週末以降は40℃に迫るような厳しい暑さはありません。

耐え難い暑さからは解放されるものの、多くの所で最高気温が30℃以上の真夏日は続く見通しです。また、日中はやや過ごしやすく感じても、東日本や西日本は、連日熱帯夜となる予想で、寝苦しさは続きそうです。

暑さが緩和しても油断せず、引き続きこまめな水分補給や涼しい場所での休憩を心がけるなどの熱中症対策をしっかり行ってください。
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