午後は九州で激しい雷雨に　明日にかけても要警戒

今日の午前中は前線が通過した北陸で雨が強まり、金沢市では観測史上1位となる24時間降水量を観測しました。

前線の南下に伴い、午後は九州で雷を伴った激しい雨となっています。熊本県甲佐町では14時45分までの1時間に87.5mmの猛烈な雨を観測し、17時までの1時間には宮崎県小林市野尻で57.0mm、宮崎市内で46.5mmの雨量を観測しました。九州各地で落雷も頻発し、荒れた天気になっています。

明日にかけても九州を活発な雨雲が次々と通過する予想です。九州の東シナ海側や南部では断続的に非常に激しい雨となるおそれがあります。大雨による土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要です。
警報・注意報の発表状況

北日本は上空に寒気を伴った低気圧が通過しています。このため、朝から北海道や東北の所々で雨が強まりました。

今日17時までの1時間で、秋田県北秋田市阿仁合で29.5mm、秋田県鹿角市八幡平で24.0mmの強い雨が降りました。

今夜から明日にかけても、北日本は大気の不安定な状態が続きます。雷を伴った強い雨の降るおそれがあり、空の変化に注意が必要です。落雷や突風にもお気をつけください。
雨雲レーダー雨雲レーダー