気象庁1か月予報
高温傾向が続く予想　長引く残暑に要注意

この先１か月も、引き続き太平洋高気圧が日本付近に張り出します。

日本列島の上空には暖かな空気が流れ込みやすく、1か月の平均気温は全国的に平年よりも高い予想です。

高気圧が日本の真上に位置し、記録的な暑さになった今週前半までに比べると少し暑さは落ち着くとみられます。

それでも気温の高い状態が続き、最高気温が35℃以上の猛暑日になることもありそうです。長期間にわたって暑さが続くことから、長引く残暑による熱中症や夏バテへの注意が欠かせません。

太平洋高気圧に覆われることが多いため、平年に比べ晴れる日が多い見込みです。このため、全国的に日照時間は平年より多くなりそうです。

降水量は北日本や関東と沖縄で平年より少ない傾向です。

湿った空気の影響を受けることのある東海・北陸や西日本は概ね平年並みの見込みです。

なお、九州北部の雨の多い傾向は、今週後半の降雨が影響している可能性があります。
長期予報 この先3か月の天候見解