【九州で大雨災害、お盆休み後半は厳しい残暑】ウェザーニュース for business振り返り(2025/8/11〜8/17)

2025-08-18 14:27 ウェザーニュース

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2025年8月第3週は、九州・熊本を中心とした記録的な大雨や全国各地でのゲリラ雷雨、厳しい残暑など様々な気象ニュースがありました。この一週間をウェザーニュース for businessのサービスで振り返っていきます。

熊本県で線状降水帯発生、大雨特別警報

前週から、九州では広範囲で記録的な大雨になりました。熊本県では11日(月)0時20分に荒尾玉名地域に大雨特別警報が発表され、その後、5時25分に宇城八代地域、8時10分に天草地方にも特別警報が拡大されました。

熊本県では線状降水帯と解析された活発な雨雲の帯が10日(日)夜から11日(月)朝にかけて猛烈な雨を降らせました。1時間最大雨量は菊池市で115.5mm、上天草市・松島で114.5mm、玉名市・岱明で108.0mmなど一部では100mm以上を観測。12時間の最大雨量は10時00分の時点で玉名市・岱明で404.5mm、山都町で399.0mm、八代市で382.0mmなど多い所で400mm前後に達しました。

球磨川が氾濫して熊本県人吉市を中心に大きな被害に見舞われた2020年の水害の際に12時間雨量が最も多かったのは水俣市の415.0mmですので、今回の大雨はエリアこそ少し違うものの、匹敵する水準と言えます。
>>熊本豪雨の冠水・浸水状況に関する調査結果
>>九州・北陸の豪雨を振り返る

各地でゲリラ雷雨発生、記録的短時間大雨情報も

この一週間は、日中の昇温や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となって、連日各地でゲリラ豪雨が発生しました。

13日(水)は北日本や西日本を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達して激しい雨が降った地点がありました。京都市周辺で局地的に雨雲が発達して激しい雨が降り、宇治市には大雨警報が発表されました。

15日(金)未明には、秋田県五城目町付近で、昼過ぎには富山県富山市付近でそれぞれ1時間に100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表。

16日(土)は埼玉県川口市付近では14時10分までの1時間に約110mm、静岡県浜松市北部平野部付近では14時20分までの1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

底の黒い雲やもくもくとした雲が見えたり、遠くから雷鳴が聞こえてきたりしたら、天気急変のサインです。屋外作業や外出中の方は速やかに建物の中など、安全な場所に避難するようにしてください。

1時間に◯ミリの雨って?

ところで、「1時間に100mmの雨」とは、具体的にどのような状況なのでしょうか。

気象庁の定義では、1時間に80mm以上は、「猛烈な雨」と区分します。息苦しくなるような圧迫感が生まれ、恐怖を感じるほどの状況です。傘は全く役に立たなくなるほどの強さになります。さらに、1時間に100mmを超えると、床上浸水や河川氾濫などの災害が発生する恐れがあります。

また、数年に一度しか起きないような短時間の大雨を観測した場合、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を出します(基準は地域によって異なる)。この情報が出たときは、その地域で土砂災害や浸水、川の氾濫(はんらん)などの危険な雨が降っている可能性が高いので、十分注意してください。
»「1時間に◯mm(ミリ)の雨ってどれくらい?大雨のイメージと雨量の関係

動画・写真リポートで周囲の状況を確認

ウェザーニュース for businessの「写真・動画リポート」では、付近の空の様子や雨の降り方はもちろんのこと、道路や河川の状況などを確認することができます。

画面左上の一覧表示をクリックすると、リポート写真・動画の一覧が表示されます。検索ボタンを押していただくと、エリアを絞ったり、具体的な「雨」や「増水」などのキーワードや地名を入力して検索することも可能です。

また、時期を指定していただくことで、被害状況の把握や振り返りにもご活用いただけます。

台風11号が先島諸島に接近

8日(火)に発生した台風11号(ポードル)は、沖縄の南を西へ進み、13日(水)未明には、暴風域を伴ったまま沖縄・先島諸島の南の海上を通過。先島諸島では風が強まり、石垣島では最大瞬間風速20.2m/sを観測しました。

台風11号は台湾に上陸したのち、その後も西よりに進み、14日(木)の午後には熱帯低気圧に変わりました。

8月も後半になり、台風が発生しやすい時期を迎えます。台風が発声した際には、ウェザーニュース for businessの台風情報をご活用ください。
» 台風情報のご活用方法について

全国各所で猛暑日を記録 厳しい残暑が続く


週後半になると、本州の南にある太平洋高気圧が勢力を強め、広い範囲で日差しが届きました。全国的に最高気温が35℃を超える地点が出るなど、厳しい暑さとなりました。

15日(金)には、各地で強い日差しが照り付け、三重県桑名市で38.2℃、埼玉県久喜市で37.7℃を観測するなど、6日(水)以来9日ぶりに猛暑日地点が100を超えました。

今週も厳しい残暑に 熱中症に警戒を

今週も東日本・西日本では、晴れる日が多く、厳しい残暑が続く見込みです。
大雨に見舞われた地域では片付けや復旧作業が進められそうですが、各地で最高気温が35℃以上の猛暑日となる所も予想されます。

こまめな休憩や水分補給を心がけて、体調にはお気をつけてください。
» 熱中症危険度&警戒情報を確認する
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