北陸～東北日本海側は明日にかけて大雨警戒　線状降水帯のおそれも

少雨が続いていた北陸地方には昨日5日(火)から前線の雨雲が流れ込み、断続的に雨が続いています。

能登半島から新潟県下越には活発な雨雲の流れ込みが続いていて、今朝は石川県の輪島で1時間に47mmの激しい雨を観測しました。新潟県佐渡島の羽茂では13時30分までの24時間に8月としては観測史上最大となる180.5mmの降水を観測しました。

14時現在、新潟県佐渡島と石川県能登エリアには土砂災害警戒情報が発表されています。
警報・注意報の発表状況

今夜から明日7日(木)朝にかけて上空を寒気と伴った気圧の谷が通過。雨雲が発達・組織化して北陸や東北日本海側に流れ込むとみています。

北陸や東北日本海側では一時的に線状降水帯が解析されて局地的に猛烈な雨の降る可能性があります。河川の氾濫や土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。

新潟地方気象台は新潟県と富山県、石川県に対して線状降水帯の発生に伴い大雨災害発生のおそれがあるとして「大雨と雷及び突風に関する北陸地方気象情報」を発表しました。

雨雲の状況を確認して可能であれば住居の2階など高層に避難することを検討してください。必要に応じて速やかに避難できるように予め準備をしておくと安心です。
雨雲レーダー雨雲レーダー
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
こは‎♡˙ᴥ˙♡りのさん