北日本で非常に激しい雨　道路の冠水や低地の浸水等に注意・警戒を

日本海と北海道の北をそれぞれ前線を伴った低気圧が進んでいて、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで大気の状態が不安定になっています。

秋田県能代市のアメダス能代では、4時32分までの1時間に65.0mmの明け方に非情に激しい雨が降り、同地点での観測史上1位の値を更新しました。この時間は北海道の釧路でも雨が強まり、7時30分までの1時間に50.5mmの非常に激しい雨を観測しています。

＜更新＞
釧路では7時53分までの1時間に60.0mmの非常に激しい雨を観測し、同地点での観測史上1位の値を更新しました。

7時50分現在、北海道の宗谷地方と釧路地方、青森県津軽、秋田県沿岸に大雨警報が発表されています。

雨雲は足早に東進していて、北海道ではあまり長時間の雨にはならない見込みです。秋田県付近は雨雲が断続的に流れ込みますが、前線の南下に伴い昼ごろにはピークを越えてくるものとみられます。

雨の激しい時間帯は道路の冠水や低地の浸水等に注意してください。雨量がまとまると河川の増水や土砂災害の危険度が高まることもあるため、今後の情報に注意してください。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

日本海の前線の南下・東進に伴い、東北南部や北陸でも雨の降る可能性があります。一時的に雨が強まる可能性もあるため注意してください。
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