台風9号(クローサ)は東に離れる　局地的な強雨や高波に注意を

▼台風9号　8月2日(土)9時
　中心位置　　　関東の東
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北東　20 km/h
　中心気圧　　　975 hPa
　最大風速　　　25 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　35 m/s
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台風の中心は段々と東に離れ、雨や風はピークを過ぎました。最大瞬間風速は未明に観測した所がほとんどで、沿岸部でも平均で10m/sを超える所は少なくなっています。

台風の周囲を取り囲む活発な雨雲も海上に抜けたものの、関東から東北太平洋側は湿った空気の流入により大気の状態は不安定です。一旦、日差しが戻った所でも、午後にかけても一時的に雨の強まる可能性は残っているため、天気の急変には引き続き注意をしてください。
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台風が離れるとともに、関東や東北では晴れ間の出ている所があり、気温が上がってきました。

しかし、天気が回復した後も海上は波の高い状態が続きます。特に千葉県や茨城県の太平洋沿岸では3m以上の高波やうねりとなりますので、東北の太平洋側でもうねりを伴った高波となる見込みです。

海のレジャーは十分に注意し、海水浴場などの指示に従うようにしてください。
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気象庁は、日本の南で発達中の熱帯低気圧について、12時間以内に台風に発達する見込みと発表しています。この熱帯低気圧は今後、日本の南の海上を足早に北東へ進む見込みです。伊豆諸島の南を通過したあと、台風9号の後を追うように東に離れる予想です。

顕著な発達は予想されておらず、陸地からも離れたところを通る見通しですが、伊豆諸島南部などでは強風や高波、一時的な雨の強まりなどに注意してください。
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北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号のクローサ（Krosa）はカンボジアが提案した名称で、鶴を意味するクメール語です。
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