命に関わる危険も!? ペットからも感染? マダニ対策で押さえるべきポイント
特に SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、これまで感染報告のなかった地域でも確認されるなど、感染地域は徐々に拡大しています。
マダニが媒介する感染症や、注意したい場所など、今、知っておくべき対策を虫ケア用品最大手のアース製薬に伺いました。
マダニが媒介する感染症や、注意したい場所など、今、知っておくべき対策を虫ケア用品最大手のアース製薬に伺いました。
なぜ、マダニに注意が必要なのか
SFTSとは、重症熱性血小板減少症候群のこと。
「人間と動物の両方に感染する感染症で、SFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることで感染します。日本では2013年に初めて患者が確認されて以降、症例報告数は増加傾向です。
感染してから6日~2週間程度で、発熱や全身の倦怠感、消化器症状(嘔気/おうき、嘔吐、腹痛、下痢、下血)などを発症し、重症化すると神経症状や出血症状が出て、死に至ることもあります。厚生労働省によれば、国内のSFTS患者の致命率は約30%とされており、危険性が高い感染症です」
国立健康危機管理研究機構の発表によると、SFTS患者は2020年まで毎年60~100名程度が確認されていました。ところが、2021年以降は毎年100名を超えており、2023年は過去最高の133名。 今年は7月27日までですでに120名となっています。
「人間と動物の両方に感染する感染症で、SFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることで感染します。日本では2013年に初めて患者が確認されて以降、症例報告数は増加傾向です。
感染してから6日~2週間程度で、発熱や全身の倦怠感、消化器症状(嘔気/おうき、嘔吐、腹痛、下痢、下血)などを発症し、重症化すると神経症状や出血症状が出て、死に至ることもあります。厚生労働省によれば、国内のSFTS患者の致命率は約30%とされており、危険性が高い感染症です」
国立健康危機管理研究機構の発表によると、SFTS患者は2020年まで毎年60~100名程度が確認されていました。ところが、2021年以降は毎年100名を超えており、2023年は過去最高の133名。 今年は7月27日までですでに120名となっています。
マダニが媒介する感染症の近年の状況
身近な場所にも生息している?
帰宅後の対策も重要です。上着は家に入る前に外で脱ぎ、マダニが付いていないか確認をしてください。
また、できるだけ早くシャワーやお風呂に入りマダニが吸着していないか確認をしてください。
動物から人への感染リスクも高まっているため、屋外からペットが帰宅した際は、ダニがついていないか確認しましょう。犬の散歩から帰った後はブラッシングがおすすめです。もしペットの皮膚にダニが食い込んでいる場合は、動物病院を受診し、適切な処置を受けさせてください。」
また、できるだけ早くシャワーやお風呂に入りマダニが吸着していないか確認をしてください。
動物から人への感染リスクも高まっているため、屋外からペットが帰宅した際は、ダニがついていないか確認しましょう。犬の散歩から帰った後はブラッシングがおすすめです。もしペットの皮膚にダニが食い込んでいる場合は、動物病院を受診し、適切な処置を受けさせてください。」
マダニに刺されたときは?
キャンプなどのアウトドア、野外作業などでは特に注意が必要です。
「マダニが活発に活動するのは春から秋にかけてです。草むらなどに近づくときは、⻑袖・ ⻑ズボン、帽子など肌を露出しない服装に、虫除け剤も併用しましょう。パッケージ裏 に『マダニ』と記載のあるものを選び、ムラなく塗ることが大切です」
マダニに刺されてしまったときは、無理に引き抜こうとしてはいけないといいます。
「吸血中のマダニを見つけた場合、無理に引き抜こうとせず、できるだけ医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。
無理に引き抜くと、マダニの一部が皮膚内に残って化膿する可能性があります。マダニに刺された後に発熱などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください」
夏休みは自然と触れ合う良い機会ですが、さまざまなリスクもあることを忘れずに注意しながら過ごしましょう。
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「マダニが活発に活動するのは春から秋にかけてです。草むらなどに近づくときは、⻑袖・ ⻑ズボン、帽子など肌を露出しない服装に、虫除け剤も併用しましょう。パッケージ裏 に『マダニ』と記載のあるものを選び、ムラなく塗ることが大切です」
マダニに刺されてしまったときは、無理に引き抜こうとしてはいけないといいます。
「吸血中のマダニを見つけた場合、無理に引き抜こうとせず、できるだけ医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。
無理に引き抜くと、マダニの一部が皮膚内に残って化膿する可能性があります。マダニに刺された後に発熱などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください」
夏休みは自然と触れ合う良い機会ですが、さまざまなリスクもあることを忘れずに注意しながら過ごしましょう。
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