週間天気予報
来週も猛暑警戒　沖縄や小笠原諸島は台風の影響注意

本州付近は太平洋高気圧圏内の日が続き、東北から九州にかけて晴れる日が多い予想です。日中の昇温により大気の状態が不安定になることで、山沿いの地域を中心に夕立やゲリラ雷雨のおそれがあります。雨雲が平野部や市街地に流れ込む可能性もあるため、天気の急変にお気をつけください。

九州の太平洋側は湿った空気が流れ込むため、27日(日)にかけて断続的に雨が強まる可能性があります。降灰のあるエリアでは、路面がスリップしやすくなりますので、車の運転時には注意が必要です。前線の影響を受ける北海道では曇りや雨が続くスッキリしない天気が続きますが、週末に段々と天気が回復する見込みです。

今週末には静岡県の狩野川花火大会をはじめ、各地で大きな花火大会が開催予定です。お出かけ前に夕立の可能性や予想気温などをチェックするようにしてください。
花火大会の天気　全国約1000会場の開催情報
ゲリラ雷雨アラームなど「お天気アラーム」の設定ゲリラ雷雨アラームなど「お天気アラーム」の設定

広く暖かい空気に覆われる影響で、九州から東北では盛夏の厳しい暑さが続く見通しです。内陸部を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日が続出し、29日(火)と30日(水)に39℃が予想されている名古屋をはじめ、最高気温が40℃に迫るところもある見込みです。

体温を超えるような暑さが続きますので、長時間の炎天下での行動はできるだけ避けて、こまめな休憩や水分補給、涼しい所での休憩などの熱中症対策を十分に行うようにしてください。帽子や日傘などの紫外線対策も欠かせません。

北海道では週末以降は雲が広がりやすくなることで暑さはやや落ち着くとみられます。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

25日(金)12時時点で、台風7号(フランシスコ)は与那国島の北の海上を西に進んでいて、日本から遠ざかりつつあります。ただ、沖縄では台風8号(コメイ)の接近により再び雨や風が強まる可能性があります。台風の接近と大潮の時期が重なり、潮位が高くなる見込みですので、海岸付近の低い土地では、高潮による浸水や冠水にも注意してください。

台風9号(クローサ)はマリアナ諸島付近を北に進んでいます。この後は発達しながら北寄りに進み28日(月)にかけて暴風域を伴い、小笠原諸島の東の海上を進む予想になっています。小笠原諸島では強風と高波に注意してください。
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