全国9割超の地点で真夏日　北海道、東北で38℃超える暑さ

太平洋高気圧が日本付近に大きく勢力を広げ、全国的に強い日差しが照りつけました。夏の空気に覆われた上に晴れた所が多かったため30℃以上の真夏日になった地点が多くなっています。

全国914地点のアメダスのうち約93%にあたる849地点で真夏日になり、昨日を上回る今年最多。現在の統計方法となった2010年以降でも最多です。35℃以上の猛暑日地点も236地点で、3日連続で200地点を超えています。

16時までの最高気温が全国で最も高かったのは京都府福知山市と福島県伊達市・梁川で38.7℃。梁川は3日連続で38℃を超えました。次いで兵庫県朝来市・和田山で38.6℃、北海道美幌町で38.2℃を観測しています。
全国のアメダス観測値・ランキング

明日24日(木)も気圧配置の大きな変化がなく、各地で暑さが続きます。北海道の道東では内陸部を中心に35℃を大きく上回り、帯広市では過去最高に匹敵する39℃まで上がる予想です。

東北南部から関東、西日本も35℃以上の猛暑日の所が多くなります。台風7号の北上によって南東の風が強まるため、西日本の日本海側は今日以上に気温の上がりやすく、
福岡市は36℃、佐賀市は38℃まで上がる見込みです。
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体温を大きく上回る危険な暑さの所もあって、熱中症のリスクがかなり高くなりますので、最大限の対策を行ってください。
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