週間天気予報
関東甲信など梅雨明けへ　三連休以降は真夏の厳しい暑さ

週末にかけて夏の高気圧が本州付近への張り出しを強め、関東では18日(金)頃から、東北や東海以西でも19日(土)頃からは晴れる所が多くなる予想です。関東甲信や北陸、東北南部、東北北部ではいよいよ梅雨明けとなる可能性が高まってきました。

今週末から21日(月)海の日にかけての三連休は、北海道など北日本や沖縄などで雨の降る可能性がありますが、本州付近は晴れる所も多くなりそうです。ただ、夕立やゲリラ雷雨の心配はあるため急な天気の変化には注意が必要です。
各地の梅雨入り 梅雨明け
長期予報 この先3か月の天候見解

この先、日差しと暖かい空気に覆われる影響で、北日本や北陸では平年より気温の高い状況が続きます。西日本も天気が回復する三連休以降は本格的な暑さの日が続く見通しです。来週は大阪や名古屋で35℃以上の猛暑日となる日もありそうです。

夏休みが始まり屋外での活動が多くなることも想定されますが、長時間の炎天下での行動はできるだけ避けて、こまめな休憩や水分補給や涼しい所での休憩など、熱中症対策を十分に行うようにしてください。車でレジャーや旅行へ出かける場合は、車内での熱中症にも十分注意が必要です。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

日本の南の海上は対流活動が活発で、熱帯低気圧や台風が発生しやすい状況となりそうです。

17日(木)12時現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧について気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表。この熱帯低気圧は日本に直撃するおそれはないものの、湿った空気の影響で沖縄・先島諸島を中心に断続的に雨が強まる可能性があります。

来週は、別の熱帯擾乱が南西諸島に接近する可能性が出てきました。進路や影響の予想は不確実性が高いため、現地の方や旅行を予定されている方はこまめに最新情報をご確認ください。
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