東海、関東の大雨　今夜は小康状態も明日は再び激しい雨に警戒

静岡県から関東を中心に湿った空気の流入が続いていて、午後も一部で雨が強まっています。静岡県内の山沿いを中心に雨量が増え、静岡市葵区・井川では15時30分までの24時間雨量が322.5mmに達しました。7月1か月の平年雨量の7割に相当する大雨です。

そのほか、静岡県の山沿いや愛知県東部で200mm前後、関東でも100mm前後のまとまった雨になっています。

夕方以降は活発な雨雲の帯がやや東に移動するため雨は一旦、小康状態になる所が多い予想です。
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明日16日(水)になると、太平洋高気圧が東から少しずつ勢力を強め、活発な雨雲の帯が再び西に移動します。関東や東海では朝から雨の降る所が多く、午後にかけて発達した雨雲が次々に通過する見込みです。

特に静岡県内では1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあり、明日朝からの24時間で、さらに200mm前後の大雨が予想されます。これまでに降った雨と合わせると、総雨量が400〜500mmほどに達してもおかしくありません。大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫などの危険性が高まるため警戒が必要です。

また、明日は西日本の太平洋側でも一時的に雨の強まる所があり、明後日17日(木)は大雨の中心が西日本に移ります。高知県では13日(日)から14日(月)に大雨となったばかりの所に、また強い雨が降ることで災害リスクが高まるとみられます。雨の情報に十分注意をしてください。
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