週間天気予報
東海など太平洋側は大雨警戒　台風5号や低気圧の影響

関東から東北地方の太平洋沿岸を足早に北上している台風5号(ナーリー)は、15日(火)には北海道に上陸し、その後温帯低気圧に変わる予想です。

移動速度が速いため最接近時には急に強まる風雨や、沿岸部では暴風に警戒してください。
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台風5号とは別の低気圧が日本海にあり、そこから伸びる前線が本州付近を通過します。南からは暖かく湿った空気が流れ込む影響で雨雲が発達し、関東では15日(火)から16日(水)にかけて、東海では17日(木)にかけて大雨のおそれがあります。

名古屋地方気象台は、東海の各地では今日14日(月)の夜から明日15日(火)の昼前にかけて「線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しました。

東日本太平洋側は山沿いを中心に、警報級の雨に警戒が必要です。河川の増水や氾濫、土砂災害などに厳重に警戒し、安全を第一に行動するようにしてください。
雨雲レーダー雨雲レーダー
現在の土砂災害危険度

18日(金)以降は、高気圧が関東方面にさらに張り出すため、関東甲信や北陸では段々と天気が回復し、梅雨明けに向かいます。19日(土)からの3連休は猛暑レベルの暑さになりそうです。

一方、北日本や西日本は高気圧の縁辺となるため、雨が強まる可能性もあります。特に四国太平洋側や九州太平洋側では雨量がかさんで災害の危険度が高まるおそれがあるため、今後の情報に警戒してください。
各地の梅雨入り 梅雨明け