週間天気予報
台風5号と熱帯低気圧の影響　太平洋側は大雨に警戒

台風5号(ナーリー)は今日14日(月)に関東から東北地方の太平洋沿岸を足早に北上し、明日15日(火)午前中に北海道付近で温帯低気圧になる予想です。特に台風の中心から東側で風が強く吹く予想で、台風の西側にあたる地域では影響は雨が主体となりそうです。

ただ、14日(月)の午後にかけて台風の中心が接近する岩手県などの東北太平洋側では、風も強まり荒れた天気となるおそれがあるため注意が必要です。15日(火)には北海道に上陸する可能性があります。
最新の台風情報最新の台風情報
レーダー 風モード（ウィンドフロー）をアプリで見るレーダー 風モード（ウィンドフロー）

台風5号とは別の東シナ海の熱帯低気圧が対馬海峡から日本海西部で発達します。週中頃にかけて低気圧から伸びる前線が西から東に進んで、本州付近を通過していく見通しです。

南から湿った空気が流れ込むため、14日(月)は西日本で、15日(火)から16日(水)にかけては関東から東海にかけて、17日(木)は東海や西日本と広い範囲で雨が強まるおそれがあり、大雨に警戒が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー
実況・予想天気図実況・予想天気図

週後半は本州の東にある太平洋高気圧が勢力を西に広げます。高気圧の縁辺をまわる湿った空気が流れ込む東日本や東海では、17日(木)にかけて雨が続く予想です。

18日(金)以降は、高気圧が関東方面にさらに張り出すため、関東甲信や北陸では段々と天気が回復し、梅雨明けに向かいます。

一方、北日本や西日本は高気圧の縁辺となるため、雨が強まる可能性もあります。特に東海地方では雨量がかさんで災害の危険度が高まるおそれがあるため、今後の情報に警戒してください。
予想降水量と大雨による影響予測（要ログイン）
各地の梅雨入り 梅雨明け