梅雨前線南下で明日の関東は雷雨注意　西日本太平洋側も強雨

本州の東の海上から伸びる梅雨前線は関東付近を南下する予想となっています。前線の周辺では雨雲が発達しやすく、関東北部では朝から雨の降る所がある見込みです。

午前中は晴れる関東南部も午後は天気が急変し、次第に雨の範囲が拡大します。晴れて気温が上がる分だけ大気の状態が不安定になり、雨雲が発達するとみられます。局地的には1時間に30mm以上の激しい雨が降り、雷を伴う所があるため注意が必要です。
雨雲レーダー雨雲レーダー

また、西日本は沖縄付近の低圧部の周囲を吹く風によって、次々に湿った空気が流れ込みます。湿った風が山にぶつかることで雨雲が発達しやすい九州や四国の太平洋側では強雨となる予想です。

低圧部がゆっくりと北上するため、湿った風の流れ込みやすい状況は明後日11日(金)から12日(土)にかけても続く見込みです。1時間当たりの雨がそれほど強まらない場合でも、総雨量の増加による河川の増水や土砂災害などに注意をしてください。
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