メキシコは2つの熱帯低気圧の影響を受ける　大雨で浸水被害も

メキシコ湾を進んでいた熱帯低気圧は勢力を強め、トロピカル・ストームBarry(バリー)となりました。また、太平洋にはトロピカル・ストームFlossie(フロッシー)があって、北西に進んでいます。
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メキシコは2つのトロピカル・ストームに挟まれる形になり、中部から南部の広い範囲で雨の強まっている所がある状況です。Barryに近いメキシコ湾沿岸では24時間で300mmを超える大雨になったエリアがあり、一部の地域では浸水や土砂災害の被害が出ています。

Barryは現地時間の29日(日)夜に上陸する見込みで、さらに雨量が増える予想です。多い所では150〜200mmの雨が予想されるため災害の拡大に警戒が必要となります。

Flossieは7月1日(火)にはハリケーンまで発達するとみられます。陸地からは少し離れた所を通るものの、沿岸部を中心に風雨が強まり荒天が予想されるため、こちらも警戒が必要です。
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