今日も全国的に厳しい暑さ　東京都心は6月真夏日の最多記録を更新

日本列島は高気圧に覆われて、全国の広い範囲で晴れています。強い日差しが照りつけていることや、上空1500m付近で＋18〜21℃の真夏の空気に覆われていることで、午前中から厳しい暑さです。

11時30分までの最高気温は島根県津和野町で36.1℃、山口県岩国市・広瀬で35.2℃とすでに猛暑日になり、大分県日田市で34.3℃、大阪市で33.2℃、福島市は32.1℃を観測。東京都心は32.4℃まで上がり、6月12回目の真夏日で、6月の最多日数をさら更新しました。真夏日の地点数は415地点まで増えています。
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ウェザーニュースアプリ利用者に、今の季節感について「まだ梅雨」「夏のはじまり」「夏本番」の三択で質問を行った所、梅雨明けしている西日本では3〜4割が「夏本番」、5〜6割が「夏のはじまり」と回答しました。

まだ梅雨明けが発表されていない東海や関東も割合は大きく変わらず、「まだ梅雨」の回答は1割弱です。梅雨明けの発表前ではあっても強い日差しと厳しい暑さで、夏を感じている方が多い結果になっています。

午後も晴天が続いて気温はさらに上昇する見込みです。熱中症のリスクの高さの目安となる暑さ指数（WBGT）は、特に九州や中国、四国で高くなっています。九州の平野部は危険なレベルの赤の表示の所が多く、一部には非常に危険なレベルを示す紫色の領域もみられます。

関東甲信や東海は西日本に比べると少し空気が乾いている分だけ、リスクは低めです。それでも北日本を含むほとんどの所が厳重警戒レベルですので、対策は欠かせません。

屋外で活動する場合はこまめに涼しい所で休憩し、適切に水分補給、塩分補給を行うようにしてください。室内で過ごす場合もエアコンなどを活用し、水分補給などの熱中症対策が必要です。
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