関西で局地的に雨雲が発達　紀伊水道から水蒸気の流入

日本海から南西に伸びる梅雨前線が近畿地方を通過中です。湿った空気が紀伊水道を経由して梅雨前線周辺に強く流れ込んでいるため、局地的に雨雲が発達しています。

京都市周辺や大阪府内でも雨が強まっていて、京都市では9時10分までの10分間で10.0mm（1時間継続したとすると60mm超に相当）の雨を観測しました。9時15分の時点で大阪市や京都市などに大雨警報が発表されています。

これから昼過ぎにかけて1時間に30mm以上の激しい雨が降り、道路冠水や都市河川の急激な増水などのおそれがあります。梅雨前線が抜けていく昼過ぎまで雨の強まりやすい状況が続く見込みで、雨が激しくなってきたタイミングでは移動などをできるだけ避けるようにしてください。

また、活発な雨雲が通過する時には落雷や突風を伴う可能性もありますので警戒が必要です。
現在の発雷観測状況 雷レーダー現在の発雷観測状況 雷レーダー

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
はとすけさん