チャック付き保存袋で混ぜるだけ!? 夏にぴったりの「黄梅味噌」の作り方

2025-06-28 05:10 ウェザーニュース

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青梅や黄色い梅が店頭に並んでいます。今年は気候不順や雹による被害などで不作といわれていますが、やはりこの時期、梅仕事は欠かせません。

今回は、サラダのドレッシングや豚しゃぶの漬けダレなどに幅広く活用できる調味料として人気の梅味噌の作り方を、手づくり調味料理研究家のオザワエイコさんに伺いました。

青梅と黄梅、それぞれ個性的

梅味噌は、青梅と黄梅のどちらでも作ることができます。

「青梅はさわやかで強い酸味があり、黄梅は甘くフルーティな香りを持ち、酸味が穏やかなので、味噌にするとそれぞれの個性が出ます。

両者で好みが分かれますが、黄梅は特に香りが良く酸味が穏やかなため、無糖でも作ることができます。今の時期は、黄梅もスーパーなどに出回っているので、黄梅味噌の作り方をご紹介します。

梅味噌は冷蔵で長期保存がきくので、常備しておくと便利です」(オザワさん)

黄梅味噌の作り方

▼材料:黄梅200g、味噌200g、砂糖0~50g(お好みで。ここではきび糖30gを使用)

▼作り方
(1)黄梅は水洗いしてヘタを取ったらしっかりと水気をふく。(黄梅はアク抜きしなくてもよいが、アク抜きする場合は1~2時間、水につける)

(2)梅味噌を作るには、梅はそのままでも良いが、半分に割る、フォークなどで刺して傷をつける、などの下処理をすると、エキスが出やすくなって早く梅味噌ができる。

(3)チャック付き保存袋かガラス容器などに味噌と砂糖を入れ、よく混ぜる。

(4)(3)に下処理をした黄梅が全部埋まるように入れて冷蔵庫に入れる。徐々に梅エキスが出てくるので、最初の1週間は1日1回混ぜる。

(5)翌日からエキスが出て味噌がトロトロしてくるので、好みの固さになったら出来上がり。そのまま保存するか、実を取り出して弱めの中火で焦げないように木べらでかき混ぜながら煮詰めてもOK。

梅味噌の活用法

梅味噌は夏野菜とよく合うといいます。

「きゅうりを薄切りにして梅味噌と和え、大葉を散らせば涼やかなきゅうりの梅味噌和えができます。また、梅味噌とめんつゆを混ぜてそうめんや冷やしうどんのつゆにしたり、肉をソテーしてソースとしても活用できます。

黄梅でなく青梅で作った味噌は酸味の切れ味が良いので、酢のかわりにドレッシングにしたり、豚肉の冷しゃぶなどの漬けダレにも絶好です」(オザワさん)

梅仕事中に傷梅が出てきたら、ぜひ梅味噌を作ってみてください。煮詰めた梅味噌は、冷蔵で1年は保存が効くそうです。

この夏も酷暑が予想されています。適度に梅のクエン酸を摂って、猛暑に負けない体づくりに役立てましょう。
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