来週は35℃前後まで上がる所も　熱中症に警戒が必要

週末は梅雨前線が北上して広い範囲で雨の強まる可能性があります。来週になると夏の太平洋高気圧が勢力を強めて、梅雨前線がさらに北上する見込みです。

17日(火)から18日(水)は上空1500m付近で＋18℃以上の暖かな空気が日本列島の大部分を覆い、西日本、東日本の一部では真夏と変わらないレベルの＋21℃以上が予想されます。前線が北上するため晴れ間も出て、気温が上昇する見通しです。
この先10日間の服装予報

主要都市の最高気温を見ると、14日(土)頃までは雨の降る所が多いため平年並みか平年よりも低めの所が多くなります。15日(日)頃からは平年よりも高いエリアが拡大し、17日(火)、18日(水)は全国のほとんどの所が平年よりかなり高い予想です。

西日本や東海、関東では30℃以上の日が続き、名古屋市では18日(水)の最高気温が35℃の猛暑日を予想となっています。この日に猛暑日になれば、観測開始以来2番目に早い記録です。仙台市では17日(火)、札幌市では18日(水)に真夏日になるとみられます。湿った空気が流れ込むことで、かなりの蒸し暑さになりそうです。

まだ暑さに慣れていない時期に、真夏の厳しい暑さになることで、熱中症リスクが高まる見通しです。まだ予測の不確実性はあるものの、気温が上昇する可能性は非常に高いので、予め対策を検討しておくようにしてください。
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