メキシコ沖で今シーズン初のハリケーン発生　日本周辺にも熱帯低気圧

Barbaraは現地時間の9日(月)8時に中心付近の最大風速が35m/sに達し、ハリケーンとなりました。ハリケーンの発生は今シーズン初めてです。これ以上の発達はない見通しで、しばらくは勢力を維持しながら北西に進む予想となっています。

あまり陸地には近づかず、主な影響は高波です。メキシコの沿岸部では数日程度、高い波が継続するとみられ、気象当局は警戒を呼びかけています。
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日本周辺でも台風発生の兆しが見えてきています。南シナ海で雲がまとまり、昨日9日(月)21時に熱帯低気圧として解析されました。

今後は北西に進みながら勢力を強める見通しで、台風となる可能性があります。今年は5月末まで台風の発生がなく、もし台風になれば過去5番目に遅い記録です。

日本列島に近づくことはないものの、梅雨前線の活動に影響を与えることが考えられるため、動向に注意が必要です。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像