明後日まで九州で大雨のおそれ　災害発生に厳重な警戒を

今日9日(月)は梅雨前線に近い九州で雨雲が発達しています。

鹿児島県の指宿市では12時56分までの1時間に53.5mm、肝付町内之浦では14時03分までの1時間に47.5mmの雨量を観測しました。指宿市では24時間降水量が250mmを超える大雨になっています。宮崎県や熊本県でも24時間雨量が100mm前後に達しています。
九州のアメダス降水量観測値

鹿児島県と宮崎県では、17時時点で土砂災害警戒情報や大雨警報の発表されているところがあります。
現在の土砂災害危険度

梅雨前線の北上に伴い、九州北部や四国、紀伊半島でもだんだんと雨が強まってきました。東海や関東沿岸部でも雨が降り出しています。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

梅雨前線の活動が活発な状態は今夜から明日10日(火)、明後日11日(水)の午前中にかけても続く見込みです。

明後日11日(水)にかけて、九州の多いところではさらに200mm前後の雨が予想されています。局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨となるおそれがあります。

大雨による河川増水や土砂災害の発生にも警戒が必要です。増水した河川や急な崖など危険なところには近づかず、最新の気象情報に加えて自治体からの情報などにも注意してください。

中国、四国や近畿から東海、関東でも今夜から明日にかけて雨雲が発達しやすくなります。局地的な雷を伴った激しい雨に注意が必要です。
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