雨雲レーダーとピンポイント予報の違い

2024-08-14 16:28 ウェザーニュース

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いつも「ウェザーニュース for business」をご利用いただきありがとうございます。今回はよく質問をいただく"雨雲レーダー"と"ピンポイント予報"の違いについて解説します。

雨雲レーダーは目先の雨雲の細かい動きを表現

雨雲レーダーで表示している予測は複数ある予測モデル(シミュレーション)の内、ある特定のモデルの予測結果を使用しています。このレーダー予測モデルは高頻度の更新と予報時間の細かさが特に優れたウェザーニューズオリジナルのモデルです。通常の予測モデルは数時間に一度の更新ですがレーダー予測モデルは5分に一度、更新をしています。また通常の予測モデルは1時間ごとの気象状況を予測するものが多いですが、レーダー予測モデルでは1時間先まで5分間隔、1時間先以降は10分間隔の雨雲の動きを予測していますので、より雨雲の細かい動きを確認することができます。

ピンポイント予報は複数の予報モデルを見比べた結果

ピンポイント予報で表示している予測は複数の予測モデルをウェザーニューズの気象予報士が比較、検討をし、最終的に一番確からしい予測の値を表示しています。こちらは1時間毎に3日先(72時間先)まで予測を表示しています。雨雲レーダーで表示しているレーダー予測モデル以外の予測モデルも確認しているためピンポイント予報では雨雲レーダーと異なる予測を表示することがあります。

それぞれの強みを活かして最適な意思決定を

ここまで雨雲レーダーとピンポイント予報の違いについて説明しました。それぞれの予報には違った強みがあります。雨雲レーダーは特に目先の雨雲の動きを細かく予測できることが強みです。何分後から雨が降りそうか、雨雲が抜けるまで何分くらいかかりそうかといった分単位の予測をご覧になりたい場合は雨雲レーダーの予測を見ることをおすすめします。
一方で先の予測になればなるほどまだ不確実性が高いです。単一の予測しか表示されない雨雲レーダーだと他の予報モデルで示されているリスク等を表現することができません。そのため、数時間先の予測を知りたい場合はピンポイント予報も併せて見ることをおすすめします。
雨雲の目先の動きを確認したい時は雨雲レーダーを、より先の予測を確認したいときはピンポイント予報を活用して最適な意思決定につなげてください。
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