石川県輪島で1mを超える津波を観測
震度7の地震で大津波警報が発表中

1日(月)16時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6、深さがごく浅いと推定される地震が発生し、石川県志賀町で震度7を観測しました。国内で震度7を観測する地震は2018年の胆振地方中東部の地震以来です。

防災科学技術研究所による速報解析では北西ー南東方向に圧力軸をもつ逆断層型とみられ、この地震によって津波が発生しています。震源に近い石川県輪島港では地震発生から約10分後の16時21分に1.2m以上の津波を観測。そのほか、富山湾沿岸や新潟県の沿岸でも津波を観測しました。

石川県能登には大津波警報、山形県、富山県、石川県加賀、福井県、新潟県、兵庫県北部には津波警報が発表中です。津波は第一波だけでなく、何度も繰り返し襲ってきます。第一波よりその後の津波のほうが高くなることがありますので、できるだけ速やかに海からは離れ、高い所に避難するようにしてください。大津波警報や津波警報、津波注意報が解除されるまで、海には近づかないでください。

また、石川県能登では強い地震が相次いでいます。津波の影響がない地域でも引き続き強い揺れに対して警戒が必要です。
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