ゲリラ雷雨独自予測の取り組み
〜皆さんと空を監視〜

ゲリラ雷雨とは積乱雲による突発的、局地的豪雨を指すとされています。このため、予測困難であることが特徴です。そもそもゲリラ雷雨という言葉は、気象用語ではなく、明確な定義づけもないのです。

ウェザーニューズでは、「局地的大雨」を指す言葉として、減災を目指す上で一般の方により広く認知いただくことを目的に、一般にあるいはメディアでよく使用されている「ゲリラ雷雨」「ゲリラ豪雨」という言葉を使用しています。

※お天気アプリ「ウェザーニュース」の「ゲリラ雷雨レーダー」、「ゲリラ雷雨アラーム」については、サービス名および企画名のため“ゲリラ雷雨”と表記しています。

ゲリラ雷雨防衛隊とは、2008年に相次いだゲリラ豪雨による水難事故をきっかけに「ゲリラ豪雨による被害を少しでも減らしたい」という想いから同年夏に発足しました。隊員の皆さんと一緒に空を監視し、ゲリラ雷雨による被害を最小限に減らしていくことが目的です。

2025年で18年目を迎えるウェザーニュースのゲリラ雷雨予測の取り組みは、現在も被害軽減を目指して日々予報精度の改善をしています。ウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる雲の写真からゲリラ雷雨(豪雨)を引き起こす可能性のある雲をAIで自動判別することで、精度の高い天気予報を提供することを使命とし活動しています。

天気・体感・風などの報告や気象データと組み合わせて分析することによって、従来の天気予報では予測が困難とされるゲリラ雷雨(豪雨)の前兆をいちはやく捉え、ユーザーに注意喚起を行っています。
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サポーターから寄せられる怪しい雲の報告リポートを元に、ゲリラ雷雨の前兆をいち早く捉え、予報に活かすというもので、具体的には以下のステップがあります。

（1) ゲリラ雷雨の可能性があるエリアに、予報センター本部から雲の監視を依頼

（2) 依頼を受けたサポーターは雲を監視し、怪しい雲を発見次第リポートを送信

（3) 本部に届く雲のリポートを分析し、独自レーダーや衛星画像など各種気象観測データおよび独自アルゴリズムなどを組み合わせて解析

（4) 本部がゲリラ雷雨発生の可能性が高まったと判断した場合は、「ゲリラ雷雨アラーム」登録者に対してゲリラ雷雨発生を事前にお知らせ

約1時間以内にゲリラ豪雨が発生しそうであれば、通知サービス「ゲリラ雷雨アラーム」に登録しているユーザーへ注意喚起の通知が配信されます。
アプリ「プッシュ通知」の設定をアプリで見るアプリ「プッシュ通知」の設定

（1) アプリ「ウェザーニュース 」のゲリラ雷雨ソラミッションから、「通知を受け取る」をONに設定。設定をONにすると、スマートフォンに予報センターからのリポート依頼通知が届く。

（2) 実際にいまの空を監視して、モクモク雲や怪しい雲の状況のリポートを送信。

（3) 予報センターが全国から届いたリポートや観測データに基づいて、ゲリラ雷雨を分析。

一定のソラミッションを送ってくださった方に、勲章の「ソラバッジ」やウェザーニューズ予報センターから「デジタル感謝状」を贈呈します。
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全国のみなさんに空の写真（リポート）を送っていただくことで、空の変化をリアルタイムに把握します。

ウェザーニューズ本社の予報センターで、気象データとあわせてリポートを解析することで、雷雲発生の兆候をいち早く捉えられるようになります。皆さんの協力があってこそ、ウェザーニュースゲリラ雷雨予測の精度向上に繋がっているのです。