北海道・雌阿寒岳で相次ぎ火山性微動 昨年9月以来の観測

2026-03-02 13:21 ウェザーニュース

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北海道・雌阿寒岳で2月27日(金)と昨日3月1日(日)に相次いで火山性微動を観測しました。火山性微動を観測するのは噴火した昨年9月12日以来、約半年ぶりです。噴火警戒レベルは2の火口周辺規制が継続しています。

火山性微動は昨年9月以来

3月1日(日)21時11分頃に、雌阿寒岳で継続時間が5分ほどの火山性微動が観測されました。その前の2月27日(金)にも継続時間の短い火山性微動がありました。火山性微動が観測されるのは昨年9月12日以来です。
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昨夜の火山性微動が発生したタイミングでは、火口近傍の阿寒富士北2観測点の傾斜計で、わずかな傾斜変動を観測しています。

火山性微動の発生後、一時的にポンマチネシリ火口付近を震源とする火山性地震が増加しましたが、その後は少なく経過しています。なお、火山性微動の発生前後で火口周辺や噴煙の状況に特段の変化はなく、10時の時点でポンマチネシリ96ー1火口の噴煙は白色で南東に流れています。

火山性微動とは

火山性微動とは、火山体またはその周辺で発生する火山性地震よりも継続時間の長い振動です。

地下のマグマや火山ガス、熱水などの流体の移動や振動が原因と考えられるものや、微小な地震が続けて発生したことによると考えられるものがあります。火山活動が活発化した時や火山が噴火した際に多く観測されます。

防災上の警戒事項等

昨年9月以降、ポンマチネシリ火口付近浅部は膨張した状態が続いており、ポンマチネシリ96ー1火口の噴煙は活発な状態が継続中です。

ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する、火山岩塊と呼ばれるような大きな噴石に警戒が必要です。地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

また、風下側では火山灰や火山礫(かざんれき)と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
ウェザーニュース 火山情報

出典・参考
火山監視カメラ画像:気象庁
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