1月の世界の気温 日本やアメリカなどに寒波の影響 世界全体では高温

2026-02-12 09:12 ウェザーニュース

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1月の世界の気温の解析結果によると、寒波の影響を強く受けたヨーロッパなどユーラシア大陸北部で顕著な低温となり、日本周辺やアメリカ東部でも偏差はマイナスでした。それでも世界全体では過去5番目の高さです。

1月として過去5番目の高さ

2026年1月の世界の地上平均気温は、寒波の影響が大きく現れた分布になっています。

特にユーラシア大陸の北部では平年に比べ4℃以上低い領域が広く、顕著な低温となりました。また、度々寒波の影響を受けた中国北部や韓国、日本も気温は低めです。アメリカは東西の差が大きく、記録的な寒波となった東部で低い一方、西部は高温傾向でした。

アフリカやオーストラリアなどは平年よりも高く、世界全体での気温の高い状態は継続しました。アメリカ海洋大気庁は20世紀の平均に比べ1.12℃高く、1月としては観測史上5番目に高い記録であると解析しています。

「極渦」の影響で各地に寒波

北半球の低温をもたらした大きな要因のひとつが、「極渦」です。極渦は北極付近で形成される上空の低気圧で、強い風が渦を巻いていることから、このように呼ばれています。

年明け頃から極渦がいくつかに分裂して南下し、それとともに北極付近に蓄えられていた強い寒気が南へと広がりました。欧米や日本周辺など各地で寒波に見舞われ、1か月の平均でも低温傾向になっています。

日本の1月は11か月ぶりに基準値を下回る

都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点(※)の観測値による1月の日本の平均気温偏差は−0.17℃でした。基準値よりも低くなるのは昨年2月以来、11か月ぶりです。

寒気が大きく南へと南下したことで地域による偏りは比較的小さく、北海道から沖縄まで気温は低めの傾向となりました。

※算出に使用している地点
網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島
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