今日も北日本は吹雪や積雪急増に注意　移動の際は時間に余裕を持って行動を

昨日26日(金)は強い寒気の流入により各地で雪が降りました。九州の福岡、佐賀、長崎、熊本、大分からは平年より9〜16日ほど遅い「初雪」の便りが相次ぎました。

北日本から北陸や近畿北部、山陰にかけての日本海側では雪が強まり、金沢市では今季初の積雪を記録。山沿いでは短時間で積雪が急増し、長野県小谷村では12時間で64cm、鳥取県の大山では12時間で41cmの降雪が観測されるなど、各地で仕事納めを直撃する大雪となりました。

今日27日(土)の7時00分時点での積雪深をみると、北日本や日本海側の各地では50cm以上となっている所が多く、青森県酸ヶ湯では213cmとなっています。

今季初めての本格的な積雪となる所もあるため、歩行や運転に注意するとともに、除雪や雪下ろしの際の事故にも十分お気を付けください。
積雪レーダー積雪レーダー

今日27日(土)も、北日本から北陸にかけては冬型の気圧配置が続いています。

北海道から北陸の日本海側に活発な雪雲が流れ込みやすく、今朝も断続的に雪が強まっています。沿岸部を中心に風も強く吹いていて、積雪の急増や猛吹雪による視界不良に警戒が必要です。

午後になると上空の寒気は次第に東へ抜け、今朝は雨や雪が降っている西日本の日本海側の天気は回復に向かいます。

ただ、気温は一日を通して低く、厳しい寒さが続きます。雪がおさまった後も路面凍結や屋根からの落雪に注意が必要です。

年末年始で移動を予定されている方は、最新の気象情報と併せて交通情報も確認し、時間に余裕を持った行動を心がけてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
-sakkyさん