北海道は大雪や暴風雪に警戒 昨夜から積雪急増 猛吹雪で吹き溜まり発生

2025-12-15 07:41 ウェザーニュース

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昨夜から今日15日(月)朝にかけて、北海道を付近を低気圧が急速に発達しながら進んでいます。北海道では大雪となり、暴風雪も続いています。

今日の午前中を中心に大雪や暴風、猛吹雪に警戒が必要です。

一晩で車が埋まるほどのドカ雪に

発達した低気圧の影響で、北海道では昨夜から雪の降り方が強まり、今朝まで新たに多くの雪が積もり大雪となっています。日付が変わる頃までは道東の太平洋側を中心に、日付が変わってからはオホーツク海を中心に積雪が一気に増えています。

6時までの12時間でに、遠軽町のアメダス白滝では61cm、北見市のアメダス留辺蘂で60cmの新たな雪が降りました。帯広市でも昨夜から30cm以上も積雪が増えています。冒頭の写真のように、一晩で車が半分以上も埋まってしまうほどの雪となったところもあります。

7時30分現在でも、道東や道北のの一部には大雪警報が発表中です。
積雪レーダー積雪レーダー
雨雪レーダー雨雪レーダー

午前中を中心に積雪急増に警戒

大雪のピークはだんだんと峠を越えていくものの、今日の午前中を中心に、道東の多いところではさらに30cm以上の新たな積雪が見込まれています。局地的には1時間に5〜10cmの激しい降り方となることもあり、短期間での積雪急増に警戒が必要です。

湿った重たい雪となっているため着雪しやすく、すでに道東を中心に停電が発生していたり、高速道路の通行止め・鉄道の運転見合わせが発生するなど、ライフラインや交通機関に影響が出ています。
大雪ピンポイント影響予測(要ログイン)

暴風による猛吹雪にも警戒

低気圧が急発達している影響で、風も非常に強くなっています。6時前には網走市で32.9m/s、釧路市でも32.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。猛吹雪となっていて、視界がほとんど効かなくなっているところもある状況です。また、湿った重たい雪ですが、この非常に強い風が吹き荒れている影響で各地で吹き溜まりが発生しています。暴風雪警報が北海道のオホーツク海沿岸を中心に発表中です。

雪は午前中までがピークですが、暴風は今日いっぱい続く予想です。特に午前中は雪と風が強い状況が続くので、猛吹雪による視界不良に警戒してください。荒天時は無理に外に出ないほうが安心です。できるだけ、安全なところでお過ごしください。
風レーダーレーダー 風モード(ウィンドフロー)
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) まちるださん
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