週間天気予報　週明けは大雪や暴風の可能性　後半は寒さ和らぐ

明日14日(日)は、日本海と本州南岸をそれぞれ進む2つの低気圧が発達しながら北東進し、広範囲で雨や雪が降ります。関東や東海でも強い雨が降る可能性があり、全国的に風も強まりそうです。

週明けの15日(月)は、2つの低気圧は次第にまとまり、爆弾低気圧並みに発達しながら北東へ進む見込みです。低気圧に近い北海道や東北北部では、暴風が吹き荒れるおそれがあります。

地震の被害を受けた青森県八戸市でも傘を刺すのが難しくなる程の風が吹く予想です。軽量な資材や工具、ブルーシートなどが風にあおられて飛んでくる可能性も考えられます。復旧作業にあたる方はもちろん、周辺を通行される方も、頭上や周囲の状況に十分注意してください。

日本付近は強い冬型の気圧配置となりますが、上空の寒気はそれほど強くありません。このため、湿った雪が降りやすく、東北沿岸では雪ではなく雨が降る見込みです。

一方、西日本や東日本の太平洋側は、天気が次第に回復していく予想です。

最新の気象情報をこまめに確認してください。
寒気の流れ込み予想
今日･明日〜2週間先までの週間天気予報今日･明日〜2週間先までの週間天気予報

週中頃の17日(水)は前線が西日本から東日本を通過します。その影響で太平洋側でも雲が広がり、雨の降るところがありそうです。

外出の予定がある方は、急な雨に備えて折りたたみ傘などの雨具を用意しておくと安心です。
実況・予想天気図実況・予想天気図

日本付近に流れ込んでいる強い寒気は徐々に北上する見込みです。その影響で週後半の気温は平年より暖かくなる見込みです。

福岡では20日(土)に11月上旬並みの最高気温20℃が予想されています。1日の気温差だけではなく、日毎の気温変化にも注意をして服装を選ぶのが良さそうです。

また、冬らしく空気が乾燥しやすい時期です。年末にかけて火を使う機会が増えるため、暖房器具やキッチン周りなど、火の取り扱いにはご注意ください。
この先10日間の服装予報
乾燥指数 空気中の水分量の予想