寒気南下で真冬の寒さ　東京や大阪なども昼間は一桁

上空1500m付近で−6℃以下の、降水があれば雪になるほどの寒気が日本列島の広い範囲を覆っています。雪や雨が降った日本海側はもちろんのこと、晴れた太平洋側も昼間は気温が上がりませんでした。

東京都心の最高気温10.9℃、大阪市の12.7℃はいずれも日付が変わった直後の深夜に観測したもので、昼間は一桁で推移しています。札幌市は−4.4℃に留まり、12月としては4年ぶりとなる−4℃台です。地震が続いている東北太平洋側も寒く、八戸市の最高気温は0.2℃です。

北寄りの冷たい風が強く吹いたため体感温度はさらに低く、各地で真冬の寒さとなりました。
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西日本、東日本では夜になって風が弱まるため、放射冷却現象が強まります。今夜から明日13日(土)の朝にかけて冷え込んで、最低気温は東京都心で2℃、名古屋市は0℃、大阪市は3℃まで下がる予想です。

昼間は寒気の影響が小さくなるため、北日本では今日に比べると寒さが和らぎ、札幌市の最高気温は0℃まで上がります。関東は雲が多いことに加え、北東からの冷たい風が吹き込むことで気温が上がらず、東京都心は8℃と真冬の防寒が欠かせません。

西日本は日差しが多い近畿や中国地方で今日よりも少し高く、大阪市は11℃の予想。冷たい風が弱まる分だけ日差しの温もりを感じられそうです。
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