東北北部の平地は雷雨や霰(あられ)　夕方以降は段々と雪に変化

今日11日(木)は前線を伴った低気圧の影響で、北日本で湿った雪や雨が降っています。秋田県など東北北部の平地では雷や霰(あられ)を伴って強く降っている所もある状況です。

午後は段々と寒気が強まり、平地も雪に変わるとみています。
雨雪レーダー雨雪レーダー

秋田では霰が積もっている所も

低気圧が津軽海峡付近に進み、そこからのびる前線が東北北部を通過しています。周辺では大気の状態が不安定で、現在は特に秋田県付近で雨雲が発達しています。
実況・予想天気図実況・予想天気図

秋田県男鹿市では、8時40分までの1時間に8.5mmの雨を観測しました。周辺では落雷が頻発し、霰が激しく降って積もっている様子も見られています。

秋田県男鹿市より(11日(木)8時半頃)

内陸部は湿った雪になっています。盛岡市では7時〜9時の2時間で2cmの積雪となりました。
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このあとは低気圧の接近・通過に伴って寒気が弱まり、内陸部も標高の高い地点を除いて雨になる予想です。活発な雨雲が通過するタイミングでは雷や霰、突風などを伴うおそれがあります。危険だと感じる場合は無理な移動は控えてください。
寒気の流れ込み予想

夕方以降は冬型の気圧配置に移行して寒気が強まり、北のエリアから平地を含めて雪に変わる見込みです。内陸部は雪、雨、雪の変化となり路面状態が非常に悪くなることが考えられます。平地も明日12日(金)にかけて積雪のおそれがありますので、足もとに十分注意してください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
小花さん