南シナ海で新たな台風発生予想 次に発生すると“台風28号”

2025-11-28 10:29 ウェザーニュース

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11月28日(金)9時現在、台風27号とは別に南シナ海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると今月4つ目で、台風28号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 11月28日(金)9時
 中心位置   南シナ海
 移動     東 ゆっくり
 中心気圧   1008 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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進路予測Max最大10日先まで延長 進路確率も

南シナ海を北東進 マレーシアでは引き続き大雨に注意

この熱帯低気圧は、マラッカ海峡を迷走しマレーシアやインドネシアに大雨をもたらしたトロピカルサイクロンSenyar(センヤール)から変わった熱帯低気圧、もしくはその湿った空気をもとに発生したとみられます。今後、南シナ海で再び勢力を強めて台風に発達する可能性があります。

進路の予想を見ると、北東進する見通しとなっていて、マレーシアから離れたあとは陸地から遠ざかり衰弱すると予想されます。マレーシアではもうしばらく大雨にご注意ください。

日本への直接の影響はありません。
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今年は平年よりも発生数が多い年に

平年の台風発生数
次に台風が発生すると、25日(火)に発生した台風27号以来で「台風28号」と呼ばれることになります。今月4つめの台風発生となります。

台風発生数の平年値を見ると、11月の台風発生数の平年値は2.2個で、今年は既に平年11月よりも多く発生しています。気圧配置の変化で本州方面には北上しにくいものの、フィリピンやベトナムなどアジア諸国方面は注意が必要です。

また、台風発生数の平年値は25.1個で、今年は既にこれを上回っています。28個目の台風「28号」が発生すると、2019年以来で6年ぶりです。
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