仙台に続き長野や福島でも初雪を観測　北日本は積雪や路面凍結に注意

降水があれば平地でも雪になる目安とされる上空約1,500mで−6℃以下の寒気が能登半島〜新潟県〜福島県付近まで南下しています。

東北や北陸では雪や雨が降り、昨日18日(火)は秋田、山形、仙台、長野で、今日は福島で初雪観測の発表がありました。

東京・大阪を除く気象台では現在は雪の目視観測は行っておらず、測器による自動観測（気温・湿度・感雨による自動判定）です。同じ気温でも湿度が低いほど雪になるという法則から判定されています。

▼初雪の観測
秋田地方気象台　11月18日(火)観測
　平年より3日遅く、昨年と同日
山形地方気象台　11月18日(火)観測
　平年より2日遅く、昨年と同日
仙台管区気象台　11月18日(火)観測
　平年より1日遅く、昨年より1日早い
長野地方気象台　11月18日(火)観測
　平年と同日で、昨年と同日
福島地方気象台　11月19日(水)観測
　平年と同日で、昨年より1日遅い

自動観測は連続的に観測が可能なため、初雪は目視観測よりも早い時期に記録される傾向があります。

なお、初雪の発表には「みぞれ（雪まじりに降る雨）」も含まれます。
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北日本では今季初めての本格的な積雪となっている所もあり、気温も低いため積雪や路面凍結の影響が心配です。明日にかけて、特に気温の低い朝の通勤・通学時間帯はスリップ事故や転倒等に十分注意してください。

中部地方や北関東の山地でも、車で遠出する場合などは、スタッドレスタイヤ・雪用ワイパー・解氷スプレー等の準備をするようにしてください。季節はじめの雪では事故が発生しやすくなります。運転はいつも以上に慎重にお願いします。
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