アメリカ西海岸で週末にかけて大雨　洪水リスクが高まる

発達した低気圧が太平洋からアメリカの西海岸に近づいています。低気圧からのびる前線の南側では、「大気の川」と呼ばれる湿った空気の帯が形成され、次々に水蒸気が流れ込む見込みです。

カリフォルニア州を中心に西海岸の広い範囲で雨雲が発達しやすくなり、16日(日)にかけて断続的に雨が強まる可能性があります。

総雨量は多い所で100〜200mmに達する予想です。この地域の11月1か月の平均雨量は50mm前後の所が多く、今回はこれを大きく上回るような大雨になるとみられます。

河川の氾濫や都市部での洪水などが発生するおそれがあるとして、気象当局は早めの注意喚起を行っています。
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