週末の山の天気傾向
曇りや雨の天気の山域多い
【北海道】土曜日ほど登山日和
■4日(土)
移動性高気圧に広く覆われます。日高山脈や大雪山系、道東太平洋側の山々では夕方に局地的なにわか雨の可能性がありますが、大きな天気の崩れはなく、多くの山域で登山日和となるでしょう。
■5日(日)
高気圧は遠ざかり、次第に湿った空気の影響を受けます。土曜日に比べると全般に雲が広がりやすく、利尻山など道北の山域では寒冷前線の影響で雷雨となるおそれがあります。
また、道南の山域や日高山脈でも南西からの湿った気流の影響を受け、雲がかかって視界不良となるおそれがあります。夕方以降は雨の降り出す所もある見込みです。
山の天気予報(北海道)
移動性高気圧に広く覆われます。日高山脈や大雪山系、道東太平洋側の山々では夕方に局地的なにわか雨の可能性がありますが、大きな天気の崩れはなく、多くの山域で登山日和となるでしょう。
■5日(日)
高気圧は遠ざかり、次第に湿った空気の影響を受けます。土曜日に比べると全般に雲が広がりやすく、利尻山など道北の山域では寒冷前線の影響で雷雨となるおそれがあります。
また、道南の山域や日高山脈でも南西からの湿った気流の影響を受け、雲がかかって視界不良となるおそれがあります。夕方以降は雨の降り出す所もある見込みです。
山の天気予報(北海道)
【東北】南部は早めの行動を
■4日(土)
東海上に中心を持つ高気圧に覆われます。このため、北部を中心に晴れる山域が多くなります。朝は雲海が見られる可能性もありそうです。ただ、南東からの湿った空気の影響を受けやすい福島県や宮城県の山域や山形県の月山、大朝日等では、次第に雲が増え、午後は霧や弱い雨となる所もあるでしょう。早めの行動計画がおすすめです。
■5日(日)
日本海を低気圧が東進します。このため、全般に曇り空が中心となりそうです。午前中は晴れ間の出る所もありますが、次第に天気は下り坂で、夕方以降は雨の降り出す所もあります。
山の天気予報(東北)
東海上に中心を持つ高気圧に覆われます。このため、北部を中心に晴れる山域が多くなります。朝は雲海が見られる可能性もありそうです。ただ、南東からの湿った空気の影響を受けやすい福島県や宮城県の山域や山形県の月山、大朝日等では、次第に雲が増え、午後は霧や弱い雨となる所もあるでしょう。早めの行動計画がおすすめです。
■5日(日)
日本海を低気圧が東進します。このため、全般に曇り空が中心となりそうです。午前中は晴れ間の出る所もありますが、次第に天気は下り坂で、夕方以降は雨の降り出す所もあります。
山の天気予報(東北)
【東日本】防寒対策が必須
■4日(土)
南岸の前線や湿った空気の影響を受けます。太平洋側の山域を中心に曇りや霧となり、時々雨も降る見込みです。3000m級では日中でも気温5℃前後となるため、防寒対策は必須です。なお、新潟方面では午前を中心に晴れ間の出る所もあります。
■5日(日)
南岸の前線や、日本海の低気圧の影響を受けます。このため、全般に雲の多い天気が続きますが、東海や関東甲信では午前を中心に晴れ間の出る所もありそうです。
午後は西から天気が下り坂となり、白山や北アルプスなどの北陸西部の山域や東海西部の山域では雨の降るところが多くなる予想です。
今人気の山ランキング
南岸の前線や湿った空気の影響を受けます。太平洋側の山域を中心に曇りや霧となり、時々雨も降る見込みです。3000m級では日中でも気温5℃前後となるため、防寒対策は必須です。なお、新潟方面では午前を中心に晴れ間の出る所もあります。
■5日(日)
南岸の前線や、日本海の低気圧の影響を受けます。このため、全般に雲の多い天気が続きますが、東海や関東甲信では午前を中心に晴れ間の出る所もありそうです。
午後は西から天気が下り坂となり、白山や北アルプスなどの北陸西部の山域や東海西部の山域では雨の降るところが多くなる予想です。
今人気の山ランキング
【西日本】雨の降る山域が多い
■4日(土)
低気圧や前線の影響を受けます。全般に雨の降るところが多く、午前を中心に雨脚の強まる所もあります。沢の増水や、土砂流入、落石等に注意が必要です。午後は次第に止む所が多くなりますが、すっきり回復することはなさそうです。
■5日(日)
引き続き低気圧や湿った空気の影響でぐずついた天気に。雨の降る山域が多く、展望も期待できない所が多いでしょう。沢沿いのコースでは雨の降り方に注意が必要です。
なお、九州では南部を中心に影響が小さく、午後は晴れ間の出る可能性もありそうです。
天気のいい山をマップで検索
低気圧や前線の影響を受けます。全般に雨の降るところが多く、午前を中心に雨脚の強まる所もあります。沢の増水や、土砂流入、落石等に注意が必要です。午後は次第に止む所が多くなりますが、すっきり回復することはなさそうです。
■5日(日)
引き続き低気圧や湿った空気の影響でぐずついた天気に。雨の降る山域が多く、展望も期待できない所が多いでしょう。沢沿いのコースでは雨の降り方に注意が必要です。
なお、九州では南部を中心に影響が小さく、午後は晴れ間の出る可能性もありそうです。
天気のいい山をマップで検索
山での天気急変のサイン
登山に行く際に
<情報の確認>
山へ行く前日までだけでなく、当日の朝にも必ず最新の天気予報を確認するようにしてください。その際、「大気の状態が不安定」、「山沿いを中心に天気急変に注意」などが聞かれたら、中止・延期をする判断も必要です。
<出発時間>
雷は午後に多くなるため、なるべく朝早くに出発し、山頂へは昼前までに到着できるように計画して出発するのが基本です。
<雷への対処>
避難する場所が少ない山では、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待つのが正しい対処法となります。木の根元で雨宿りをするのは危険です。
<雨・寒さ対策>
急な雨に見舞われ、衣服が濡れてしまうと、体感温度が一気に下がり低体温症になる危険性があります。レインコートなどの雨具やエマージェンシーシートを持参し、濡れても乾きやすい服を着ていくようにしてください。
登山を楽しむためには、山の気象リスクを把握することも大切ですが、自分の体力・技術などに見合った山を選び、しっかりと登山計画を立てるのが重要です。
山へ行く前日までだけでなく、当日の朝にも必ず最新の天気予報を確認するようにしてください。その際、「大気の状態が不安定」、「山沿いを中心に天気急変に注意」などが聞かれたら、中止・延期をする判断も必要です。
<出発時間>
雷は午後に多くなるため、なるべく朝早くに出発し、山頂へは昼前までに到着できるように計画して出発するのが基本です。
<雷への対処>
避難する場所が少ない山では、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待つのが正しい対処法となります。木の根元で雨宿りをするのは危険です。
<雨・寒さ対策>
急な雨に見舞われ、衣服が濡れてしまうと、体感温度が一気に下がり低体温症になる危険性があります。レインコートなどの雨具やエマージェンシーシートを持参し、濡れても乾きやすい服を着ていくようにしてください。
登山を楽しむためには、山の気象リスクを把握することも大切ですが、自分の体力・技術などに見合った山を選び、しっかりと登山計画を立てるのが重要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
カタメノプリンさん
カタメノプリンさん
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