台風17号接近で香港など風雨強まる　来週は18号も直撃おそれ

南シナ海を進んでいる台風17号は勢力をやや強め、中心付近の最大風速は20m/sに達しています。台風を取り巻く雨雲の一部は中国大陸にかかりはじめました。

今後は若干、西寄りに進路を変えながら北上する見通しで、今日の夕方から夜にかけて香港のすぐ東に上陸する見込みです。

今朝の時点ではまだ雨や風は強まっていないものの、台風の接近に伴い荒天になるとみられるため、現地の気象当局は強風に関する警報を発表し、注意を呼びかけています。
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また、同じく昨日発生した台風18号も西寄りに進んで、来週にはバシー海峡から南シナ海に達する予想となっています。

17号に比べると勢力が強く、24日(水)3時の中心気圧は940hPa、最大風速は45m/sと非常に強い勢力になる見通しです。まだ進路の予想に南北のブレがあるものの、北寄りに進んだ場合はこちらも香港付近を直撃する可能性があります。

17号よりも大きな影響を及ぼすことが想定されるため、気象当局は18号に対しても注意喚起を始めました。今年、最も香港に近づいた台風は6号で、こちらと比べても強い勢力です。接近すれば2年前に記録的な大雨をもたらした2023年台風9号と同様の被害が懸念されます。
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