西日本・東日本は油断できない天気
強雨や雷雨に注意

本州付近に秋雨前線が停滞しています。昨日11日(木)は上空に寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で大気の状態が非常に不安定になり、関東を含めた広い範囲で激しい雷雨や大雨となりました。

今朝も西日本・東日本では所々で雨雲が発生しています。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と、上空に流れ込む寒気の影響で大気の状態が不安定です。局地的に雨雲が発達し、岐阜県加茂郡黒川では9時30分までの1時間に70.0mmの非常に激しい雨を観測しました。
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前線は西から北上傾向で、日中はいったん本州付近では不明瞭になるものの、夜には九州西岸〜朝鮮半島方面で再び明瞭になる見込みです。西日本・東日本では昇温も加わって、広い範囲で雨雲の発生する可能性があります。日差しの届くことがあっても油断できません。

局地的には1時間に30mm以上の激しい雨や50mm以上の非常に激しい雨となり、雷や突風、雹(ひょう)を伴うおそれがあります。道路冠水や河川の急な増水、停電などにも注意が必要です。黒い雲が近づいてきたり、遠くから雷鳴が聞こえてきたりしたら、屋内の安全な場所へ避難するようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
飛騨の山里からさん