九州南部は局地的に激しい雨　熱帯低気圧の影響

沖縄本島付近を通過した熱帯低気圧が東シナ海をゆっくりと北上しています。この熱帯低気圧がもたらす暖かく湿った空気の影響で雨雲が組織化。北上しながらトカラ列島や九州南部に流れ込んでいます。

鹿児島県屋久島に設置されたアメダス尾之間では1時間に31.5mmの激しい雨を観測。鹿児島本土のアメダス田代でも1時間に19.5mmのやや強い雨を観測しています。

雨雲はこの後もゆっくりと北上し、鹿児島市や宮崎市内でも雨が強まるおそれがあります。一時的に激しく降る雨や雷雨に注意が必要です。
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九州北部や近畿中四国は広く晴れていますが、熱帯低気圧がもたらす湿った空気や昇温の影響で大気の状態が不安定になり、雨雲が急発生する可能性があります。市街地でもゲリラ雷雨に注意してください。

発生した雨雲は上空の風に流されて九州では北方向、中四国や近畿では東方向に移動する見込みです。晴れていてもモクモクとした積乱雲が迫ってきたら天気急変のサイン。外干しの洗濯物は早めに取り込んでおくと安心です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
やくやく さん