強い勢力の台風11号(ポードル)は台湾に上陸
沖縄からは離れるも強風や高波に注意

▼台風11号　8月13日(水) 15時
　中心位置　　　台湾
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　強い
　移動　　　　　西北西　25 km/h
　中心気圧　　　970 hPa
　最大風速　　　35 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　50 m/s
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台風11号は強い勢力を保ったまま、台湾南部に上陸しました。周辺では大雨や暴風となっています。今後も西寄りに進み、明日14日(木)の午後には中国の華南で熱帯低気圧に変わる見込みです。この方面へ向かう予定のある方は、現地の気象情報や飛行機への影響も確認するようにしてください。
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先島諸島は依然として、石垣島や西表島など一部が風速15m/s以上の強風域に入っています。15時06分には宮古島市下地島で18.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。今後、中心はさらに離れて行きますが、今夜いっぱいは八重山地方を中心に強風やうねりを伴う高波に注意を続けてください。

また、台風周辺の湿った空気の影響で断続的に雨が降っています。短時間でも急な強い雨に注意が必要です。より台風から遠い沖縄本島地方も、うねりを伴った高波や風の強まり、急にザッと降る雨に注意が必要となります。特に、海水浴などのマリンレジャーは今日は控えた方が安心です。
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台風の発生は3日(日)に発生した台風10号以来で、今月2つめです。7月は7個の台風が発生して平年と比べても多くなりました。

台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。

秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
ひまわり9号衛星雲画像ひまわり9号衛星雲画像
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北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風11号の「ポードル(Podul/버들)」は北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が提案した名称で、やなぎの木のことを指す朝鮮語です。
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