お盆休みは暑さが復活　日差しの届くところが多い

各地に大雨をもたらした前線の影響は今日12日(火)までで、その後は次第に活動が弱まります。

変わって太平洋高気圧が本州付近に張り出してくる見込みです。高気圧の勢力が拡大するとともに晴れのエリアが広がり、お盆休みは後半を中心に晴れる所が多くなります。
実況・予想天気図実況・予想天気図

日差しが増えることで気温も上昇し、西日本から東北の広い範囲で30℃を上回ります。8月はじめ頃のような40℃前後に達する危険な暑さにはならないものの、35℃以上の猛暑日となる地点も増えてきそうです。

お盆休みに屋外で活動する場合は、熱中症対策が欠かせません。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

太平洋高気圧の勢力も記録的暑さとなった7月下旬から8月はじめほどの強さではなく、気温が上がることで大気の状態は不安定になる見込みです。

高気圧の中心は西日本方面となるため、少し離れた北日本や東日本を中心に雨雲が発達しやすくなります。山沿いを中心に天気急変の可能性がありますので、特に山のレジャーを予定している方は急な雷雨への備えが欠かせません。

モクモクと入道雲が大きく成長したり、底が黒っぽい雲が近づいてくるなど、雷雨の前兆が確認できたら速やかに安全な所に移動するようにしてください。
ウェザーニュース 山の天気予報
レーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モードをアプリで見るレーダー 「ゲリラ雷雨リスク」モード