対馬海峡で雨雲が発達　九州北部や山口は線状降水帯のおそれ

前線が北上して対馬海峡周辺に位置しています。上空の気圧の谷の接近と南から流れ込む暖かく湿った空気の影響により、対馬海峡周辺で雨雲が発達中です。

長崎県壱岐島の芦辺のアメダスでは1時間に28.5mm(14:00まで)の強い雨を観測。対馬厳原のアメダスでも21.0mm(16:40まで)の強い雨を観測しました。周辺では発雷も検知されています。
全国のアメダスの降水量観測値・ランキング

今夜から明日10日(日)にかけてこの発達した雨雲が九州北部や山口県に流れ込み、激しい雷雨となるおそれがあります。また前線上の低気圧も黄海を経由して九州北部や山陰エリアに接近する予想です。九州北部や中国西部では線状降水帯が解析されて局地的に猛烈な雨の降る可能性があります。

河川の氾濫や土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。
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現在の土砂災害危険度

福岡管区気象台は九州北部(山口県を含む)に対して、明後日11日(月・祝)山の日にかけて線状降水帯の発生に伴い大雨災害発生の恐れがあるとして「大雨と突風に関する九州北部地方（山口県を含む）気象情報」を発表しました。

こまめに雨雲の状況を確認し、可能であれば住居の2階など高層に避難することを検討してください。必要に応じて速やかに避難できるように予め準備をしておくと安心です。
警報・注意報の発表状況 履歴 今後の見通し
大雨ピンポイント影響予測（要ログイン）

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
対馬は九州最北端 さん