北陸や東北は明日にかけて激しい雨のおそれ 恵みの雨でも災害に警戒を

今日8月5日(火)の北日本は、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで大気の状態が不安定になっています。

秋田県の能代では明け方に、同地点での観測史上1位の値を更新する非常に激しい雨を観測しました。

朝には北海道の釧路でも、1時間に60.0mmの非常に激しい雨を観測して同地点での観測史上1位の値を更新しました。
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日本海の前線はゆっくり南下し、午後になって北海道や東北北部の雨は弱まってきました。一方、北陸には活発な雨雲が接近しています。

今夜から明日6日(水)にかけては、東北南部や北陸で雨が強まる見込みです。特に新潟県周辺では雨雲が発達しやすく、雷を伴った激しい雨となるおそれがあります。水不足となっている地域には恵みの雨となりますが、災害発生の危険性も高まります。新潟県を中心とした東北南部から北陸にかけては、道路冠水や河川の増水、土砂災害に警戒が必要です。

北日本や北陸では、明後日7日(木)も雨の強まるタイミングがありそうです。
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