6月の世界の気温 ヨーロッパや日本の暑さ目立つ 米海洋大気庁
ヨーロッパの高温顕著 スペインは最も暑い6月
6月の世界の気温は20世紀の平均よりも0.98℃高く、6月としては過去3番目に高い記録となりました。これまでの過去最高は昨年2024年、2番目が2023年ですので、最近3年が上位を占めている状況です。
地域別で見るとヨーロッパが西部から南部が特に高く、スペインでは観測史上最も暑い6月になっています。アジアもモンスーンの影響が大きかったインドをのぞくと高い傾向です。
関連記事「スペインでは40℃を超えた所も」
地域別で見るとヨーロッパが西部から南部が特に高く、スペインでは観測史上最も暑い6月になっています。アジアもモンスーンの影響が大きかったインドをのぞくと高い傾向です。
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過去最高だった昨年を上回る確率は低い
NOAAの組織であるNCEI(国立環境情報センター)による2025年の世界の年間気温のランキング見通しでは、最も暖かい年になる確率は5月時点と同様に1%となっています。
その一方で、上位5位以内に入る確率は99.9%と算出されていて、昨年ほどではないものの記録的な高温になる点に関しては変化がありません。
その一方で、上位5位以内に入る確率は99.9%と算出されていて、昨年ほどではないものの記録的な高温になる点に関しては変化がありません。
日本の6月は過去の記録よりも大幅に高い
6月の日本の平均気温偏差は+2.34℃でした。これまで最も高かった2020年の+1.43℃を大きく更新し、過去最も暑い6月になりました。
6月中旬になり太平洋高気圧が勢力を強め、全国的に夏本番を先取りしたような暑さになり、それ以降も気温の高い傾向が継続したことで、記録的な高温につながっています。
7月に入ってからも梅雨前線の活動は目立たず、西日本から北日本の広い範囲で平年を上回る気温が続いている状況です。しばらくは夏空の続く所が多いことから、7月の平均気温も高温になるとみられます。
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6月中旬になり太平洋高気圧が勢力を強め、全国的に夏本番を先取りしたような暑さになり、それ以降も気温の高い傾向が継続したことで、記録的な高温につながっています。
7月に入ってからも梅雨前線の活動は目立たず、西日本から北日本の広い範囲で平年を上回る気温が続いている状況です。しばらくは夏空の続く所が多いことから、7月の平均気温も高温になるとみられます。
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