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2014年08月28日
■広島市からのリポート現在でも復旧・捜索活動が行われている広島市。先日の土砂災害で斜面が崩れやすい状況となっており、引き続き警戒が必要です。
←28日のリポート
2014-08-28 10:20
広島市安佐北区
もっち さん
『今日もハッキリしない天気です。
周りの山は土砂崩れの所がたくさんあり、雨の度に心配になります。早く避難指示解除できるくらいになってほしいです』
■最新の天気見解
<今日の注意ポイント>
■水を含むと土砂が滑りやすくなる
■土砂が乾くと砂ぼこりが舞いやすい
<29(金)>
引き続き雲が広がりやすく、雨が降ったりやんだりします。外出時には折り畳み傘をお忘れなく。少雨でも二次災害につながる可能性があるためご注意ください。
先日の土砂災害で斜面が崩れやすい状況となっています。二次災害や新たな土砂災害が発生する恐れがある場所には、絶対に近づかないようにしてください。
また、道路に土砂が流れこんでいる場所では、車やバイク、自転車など非常にスリップしやすくなっています。慎重に運転するようにしてください。
雨が止むと土砂が乾いて砂埃が舞いやすくなるため、晴れている際はマスクなどで防塵対策を。
<週間>
30(土)も雲が広がりやすい天気が続きます。
31(日)からは段々と日差しが届き出し、復旧活動や片付けにも問題ない天気。ただし、ニワカ雨には注意が必要です。
また、雨が止むと土砂が乾いて砂埃が舞いやすくなるため、マスクなどで対策してください。
■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。
豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。
■引き続き土砂災害に警戒を
これまでの雨で地盤は非常に緩んでいます。しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
■がけに割れ目
■がけから水が出る
■がけからパラパラ小石が落ちる
■沢や井戸の水が濁る
■山鳴りがする
■異様な匂いがする
■川に流木が混ざる
■雨の日に川の水位が急に下がる
対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。
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