2014年8月 | ||||||
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2014年08月22日
■22日(金)の広島市の様子現在でも復旧・捜索活動が行われている広島市。雨は落ち着いても油断禁物です。
「雲が広がっています!
先程まで自宅近くに居たのですが、二次災害の危険があるとゆうので、退去命令が出ました。
仕方なく実家に戻り、てるてる坊主を作る事にました!」
▼リポート
広島市安佐南区 PinkTigersさん
■広島市内の被害状況は?
鉄道や道路など交通機関への影響が続いている所がある様子が分かります。
■最新の天気見解
<22日の注意ポイント>
■週末は再び雨の予想
■雨による土砂災害の拡大
■水を含んだ土砂は滑りやすい
広島市内では一旦激しい雨のピークは越えました。
ただ、これまで降った記録的な豪雨で、土の中には水分がたっぷり含まれた状態が続いています。さらなる雨で、再び土砂が崩れる恐れがありますので、危険な場所には絶対に近づかないようにしてください。
また、道路に土砂が流れこんでいる場所では、車やバイク、自転車など非常にスリップしやすくなっています。慎重に運転するようにしてください。
23日(土)は日差しが届いて、流れでた土砂が乾き、砂ぼこりとなって舞い上がる可能性があります。外出時はマスクなどがあると安心です。
<週末以降の天気>
23日(土)は前線が弱まるため、雨の心配はありません。前線が再び近づき、24日(日)~26日(火)は雨。特に前線が接近する26(火)は大雨に警戒が必要です。同様の状況も考えられます。最新の見解を随時確認するようにしてください。
■集中的な豪雨なぜ?
広島の豪雨は”バックビルディング型”と呼ばれるパターンで起きています。
豊後水道から吹き込む湿った風が伊予灘から周防灘あたりで集まり雨雲が発達。その雨雲が上空の南西の風に流されて次々に広島市内に流れ込んできました。このため、激しい雨が数時間以上に渡って降り続き、記録的な降水量となっています。
■引き続き土砂災害に警戒を
これまでの雨で地盤は非常に緩んでいます。しばらくは土砂災害に対して警戒が必要です。土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
土砂崩れの前兆
■がけに割れ目
■がけから水が出る
■がけからパラパラ小石が落ちる
■沢や井戸の水が濁る
■山鳴りがする
■異様な匂いがする
■川に流木が混ざる
■雨の日に川の水位が急に下がる
対応策
昼間に、上記のような現象にあったら、明るいうちに、すぐにその場を離れ、親戚や知人の家に避難しましょう。